ピクトグラム
公共の施設などに使われる「ピクトグラム」。
オリンピックで話題になったことにより、一気に認知度が高まりました。
動画制作を検討している方の中には、ピクトグラムをうまく活用したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
このページでは、ピクトグラムを動画に利用するメリットや、作成のポイントを紹介していきます。
そもそもピクトグラムって何?
そもそもピクトグラムとは…
絵文字、絵言葉のこと。図記号(graphic symbol)の一種である。表現対象である事物や情報から視覚イメージを抽出、抽象化し、文字以外のシンプルな図記号によって表したもの。
コトバンク 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について
(中略)
非常口サイン、禁煙サイン、車いすなど、一部は国際的にデザインと意味が統一されているが、基本的には国によって異なる。
簡単に言えば、パッと見て意味が分かる記号的イラストのことです。
上記の例のほかにも、おなじみのトイレのマークや、道路標識もピクトグラムの一種です。
ピクトグラムという言葉を最近まで知らなかった方にとっても、昔から生活に密接に関わっていた存在であったといえるでしょう。
ピクトグラムを動画に活用するメリットとは?
こうしたピクトグラムを動画に利用するメリットについて詳しく解説していきます。
例えば、制作する動画の目的が
- 小さい子供~お年寄りまで、全年齢に伝えたい
- 外国人や海外観光客にも訴求したい
といった場合。
言語能力や好みに関係なく、誰にでも伝わりやすく、受け入れられやすいテイストにすることが重要です。
そんなときに、誰にでも伝わりやすく世界的に通用するピクトグラムは適任といえます。
イラストを極力シンプルにしている分、視聴者の意識を、コンテンツが伝えたい内容に集中させやすくなります。
実写映像や、手の込んだイラストを動画に利用する場合、悪く言えば役者やイラストの印象に引きずられることがありますので、
シンプルなメッセージを伝えたい動画の場合は、ピクトグラムの採用を考えてみるとよいでしょう。
シンプルなイラストのため、自作することも簡単で、動画編集ソフトの基礎的なスキルがあれば、自社で内製化することも比較的容易です。
動画編集スキルがない場合は、絵コンテまで自社で作成し、アニメーション編集のみ外部の専門業者に依頼するということも手段の一つです。
こちらのページで解説している「インフォグラフィック」との相性が良く、グラフやデータの表す内容を、ピクトグラムを併用することでパッと見て分かりやすく補完することが出来ます。
また、デザイン的にもごちゃつかず、シンプルで洗練された印象に仕上げることができます。
ピクトグラム動画を作成する際のポイントは?
次に、ピクトグラムを使用した動画を作成する際のポイントを解説していきます。
ピクトグラムは抽象的で極限的にシンプルなデザインのため、映像に使用した際に、画面全体が少し寂しい印象になってしまったり、チープな印象になってしまうこともあります。
そうしたことを避けるために、
- 配色にこだわる(企業ロゴや、掲載するWebサイトのトンマナに合わせてみる)
- 背景にグラデーションや柄を邪魔にならない程度に入れてみる
- アニメーションの動き方をリッチにする
といった工夫をしてみるのもよいでしょう。
動画を制作している中で、
「ピクトグラムの記号だけで構成しようと思っていたのに、ピクトグラムだけではどうしても伝わりにくい場面が出てきてしまった…」
ということも勿論あるでしょう。
そうした場合に無理にピクトグラムで統一しようとすると、伝えたい内容が伝わらない動画が出来上がってしまうことになりかねません。
トンマナや統一感も大事ですが、
- テキストやタイポグラフィ
- ナレーション
- 映像や写真
上記を適宜追加して、情報を分かりやすくすることも検討しましょう。
ピクトグラム動画制作なら「CLEDIT」にお任せ!
ピクトグラムは、昔から私たちの生活に身近であったと同時に、近年再注目されているデザインです。
抽象的でシンプルなデザインのため、動画を内製化しようと考えている方にも、比較的簡単に制作できるのがメリットです。
しかし、動画にするためには、アニメーション制作のスキルや専門知識が必要になり、自社での制作が難しくなるケースもあります。
弊社が運営する動画制作サービス「CLEDIT」では、ピクトグラムを使用した動画の制作実績が多数ございます。
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