LP

オンラインマーケティングが主流になった現代においては、LPに力を入れる企業も増えてきました。
ただ、情報の流れや移り変わりは非常に早く、近年ではテキストベースのLPではなく、動画付きLPを公開する企業も多くなっています。
この記事では、動画付きLPのメリットやLPに動画を入れる際の注意点について、詳しく解説していきます。

動画付きLPって何?

通常のLPは、主にテキストで商品やサービスの特徴が紹介されていることが多いです。
このテキストベースのLPに、購入やダウンロードを促すための動画をつけたのが、動画付きLPです。

動画付きLPが流行っている理由

では、なぜ通常LPではなく、動画付きLPが流行っているのかということについて、詳しく解説していきます。

動画コンテンツが身近な存在になったから

インターネットやスマホが普及してからというもの、動画コンテンツがかなり身近な存在になりました。
最近では、5Gなども少しずつ導入され始めていることから、動画市場の成長規模はますます大きくなっています。
動画が身近な存在になったからこそ、テキストよりも動画の方が再生回数を稼ぐことができ、コンバージョンを取れる可能性も高いと言えます。
このようなことから、テキストベースのLPに動画をつける企業が増えてきているのです。

滞在時間が長くなりやすいから

動画というのは、視覚や聴覚にアプローチできることから、滞在時間が長くなりやすいです。
通常のLPでは、最初の導入文が非常に肝心で、導入部分でターゲットの興味や関心を引くことができなければ、すぐに離脱されてしまいます。
LPに動画をつけることにより、更にターゲットの興味や関心を引きやすくなり、滞在時間を延ばしやすくなるのです。
その結果、購入や問い合わせ、ダウンロードなどのコンバージョンにも繋げやすくなります。

情報量が増えるから

テキストとは違い、動画では様々な情報を短時間で伝えられるというメリットがあります。
長い文章や、数字や難しいワードが並んだテキストだと、読む気が失せてしまいますよね。
動画の場合は、若干複雑な内容でも、イラストや画像などを用いることができるため、わかりやすく解説できるのです。
このようなことも、通常のLPに動画を挿入する企業が増えてきた理由の1つと言えるでしょう。

次の行動をイメージさせやすくなるから

動画をLPに挿入することで、次の行動をイメージさせやすくなります。
アメリカの「Animoto社」が行った研究では、「動画を見て購入した」と答えた方が96%に及ぶという結果が出ています。
アクションボタンの近くに動画を設置することで説得力が増し、次の行動に繋げやすくなるのです。

動画をLPに入れる際の注意点

次に動画をLP内に挿入する際の注意点について、詳しく見ていきましょう。

読み込み速度が遅くなることもある

LP内に動画を挿入する場合は、容量をできるだけ軽くすることが大切です。
「フル尺の動画を入れたい」
と考えている方がいるかもしれませんが、これをやってしまうと読み込み速度が遅くなる可能性が高くなります。
ページの表示速度というのは、ユーザーにストレスを与える原因になりますので、容量をできるだけ軽くして、すぐに表示できる環境を整えておかなければならないのです。

動画制作のコストがかかる

テキストベースのLPに動画を挿入する場合は、LPの制作コストだけではなく、動画の制作コストもかかります。
手を込んだ動画を作ろうとすればするほど、発生する費用も高額になりますので注意が必要です。
ただし、費用をかけて動画を制作し、結果的にLPから得られる利益が大きくなることもありますので、一概にデメリットと断言することはできません。

動画付きLPを作成する時のポイント

最後に、動画付きLPを作成する時のコツ、ポイントについて詳しく解説していきます。

動画周辺にCTAを設置する

LPに動画を入れる場合は、CTA周辺に動画を設置するようにしましょう。
CTAというのは、コールトゥアクションの略称で、ターゲットに何らかの行動を促す部分のことを指します。
CTA周辺に動画を挿入することで、説得力や共感を生みやすくなり、コンバージョンに繋がりやすくなるのです。

ページの最初で動画を入れる

先ほども解説したように、LPで最も重要なのは「導入」です。
掴みがしっかりしていなければ、すぐに飽きられてしまい、離脱されてしまうでしょう。
人は動いている物を見る習性がありますので、LPの先頭に動画を挿入すれば、興味や関心を掻き立てやすくなり、離脱率を下げやすくなるのです。

適切な長さに調整する

LPに挿入する動画が長すぎると、ユーザーが飽きてしまいます。
動画の内容や紹介する商品やサービスの種類によっても最適な時間は変わってくるのですが、大体30秒から2分前後で動画を作成するようにしましょう。
3分以上になってくると、最後まで見てもらえなくなる可能性が高くなりますので注意が必要です。

まとめ

通常のLPに動画を挿入し、「動画付きLP」を作成することで、より高い効果を得やすくなります。
ただし、動画付きLP自体はかなり効果的なのですが、質の高い動画を挿入することができなければ、逆効果になることもあります。

ユーザーを飽きさせず、興味や関心を引き出す動画を作るためには、それなりのスキルや知識が必要になってきます。
自社に動画制作や編集に関するスキルや知識を持った人材がいないという場合は、無理をせずに専門の業者に依頼した方が良いでしょう。

弊社が運営する動画制作サービス「CLEDIT」では、様々なジャンルの動画制作を行っており、LPに挿入する動画制作についても数多くご依頼いただいています。
動画付きLPの制作でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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