合成
映画やCMなどで、今や目にすることが当たり前となった映像合成技術。
動画を制作したいと考えている方の中には、「自分の動画にも合成技術を取り入れたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
このページでは、合成映像の魅力と作り方について解説していきます。
合成映像の魅力って?
まずは、改めて合成映像の魅力について見ていきましょう。
人物の背景を透過することにより、大自然や海中、宇宙など、自由自在に背景を差し替えることができます。
普通の撮影ではなかなか実現できないことも、合成技術で可能性が広がります。
また、カラフルな背景やエフェクトといった、グラフィックデザインやCGアニメーションと組み合わせることによって、独自の世界観を表現することもできます。
先ほどのようなアーティスティックな用途以外にも、例えばキャラクターやタイポグラフィと、リアルな人間を組み合わせることができるのも、合成技術の魅力の一つです。
例えば、サービス紹介動画で画面がテキストばかりになってしまいそうな場合。視聴者を惹きつけることができず、離脱率も高くなってしまいます。
そうしたときに、案内役のキャストを画面に配置することで、メリハリのある映像にすることができます。
合成映像には種類がある?
私たちがよく目にする合成技術は、大きく分けて2種類あります。
クロマキー合成は、キーイングとも呼ばれる技術の一つです。
「グリーンバック」や「ブルーバック」など、特定の一色の背景の中で役者が演じ、あとからコンピュータでその色の部分を透明にする方法です。
人物など特定の物を切り抜いて使用したい場合に使われることが多い技術です。
「撮影した実写映像を切り抜く」のではなく、「映像はそのまま生かして、エフェクトやイラストを重ねる」という合成方法もあります。
例えばミュージックビデオなどで、メインの人物の周りにエフェクトがテンポよく現れたり、
何か物が出現したときに、煙がボワンと出てきたり、
画面全体にレンズフレアのようなキラキラが映っている映像を見たことがないでしょうか。
それらは、元素材の映像に重ねるようにして、CGのエフェクトを合成しているのです。
合成映像を作るときのポイントは?
次に、合成映像を作成する際のポイントを解説していきます。
「グリーンバック」や「ブルーバック」のクロマキー合成をする場合、被写体および背景に照明が均等に当たらないと、色がムラになり、合成がうまくいかないことがあります。
グリーンバックやブルーバックの設備があるスタジオを借りたり、機材を用意することは勿論、照明にも気を遣うようにしましょう。
あとからCGを合成する場合、どういったCGと組み合わせる予定なのか、構図はどうなるのか、事前に確認することが重要です。
撮影時に行き当たりばったりで撮影してしまうと、
「こういう合成がしたかったのに、この映像ではうまくいかない!」
ということになりかねません。
CGはレンダリングにも時間がかかりますので、スムーズに作業するために、絵コンテの時点で構成や内容をしっかり固めておくのがおすすめです。
役者をはじめスタッフ全員が、完成形のイメージを共有できるようにしておきましょう。
合成映像の制作なら「CLEDIT」にお任せ!
合成映像を取り入れることによって、表現の方法が格段に広がり、動画のクオリティをアップすることにつながります。
しかし、スタジオ撮影や役者の手配など、自社で作成するにはハードルが高いのではないでしょうか。
そのような場合は、満足いく効果的な動画を制作するためにも、専門業者に依頼することをおすすめします。
弊社が運営する動画制作サービス「CLEDIT」では、合成を使用した動画の制作実績が多数ございます。
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